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コウモリの被害について

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コウモリの被害について

「大量の糞で住宅を汚染する」
コウモリ

群れで住み着くコウモリ

コウモリは群れで暮らしており、時には1つの建物に50~60頭ほどの群れが住み着いてしまう事も。コウモリは大量の糞をするためそれによる糞尿に害が多いです。その他、夜に鳴き声や羽音がする事による騒音被害、コウモリに寄生しているダニの被害など、このページではコウモリの害獣被害について詳しく解説いたします。

コウモリの被害

「大量の糞と尿」

屋根裏に積もる糞

コウモリは1日で蚊500匹分もの虫を食べるとされています。その消化スピードはとても速く、食べた物は平均50分ほどで糞になってしまうそうです。食べる量も多く食べてから糞になるまでの時間が早いため、おのずと糞をする回数が増えます。その結果、屋根裏等にコウモリの糞が大量に山盛りになってしまう事も。コウモリは集団で生活する事が大半のため、なん十匹ものコウモリの糞と尿が屋根裏に積み重なり、天井にシミをつくったり木材を腐らせたりしてしまいます。

「多くの病原菌を持つ」

素手では決して触らないように

コウモリ自体が多くの病原菌を持つ他、その病原菌は糞にも含まれることがあります。前記の通り、コウモリは大量の糞をする他、その糞は乾燥しやすく細かく舞いやすいです。そのため乾燥して空気中に舞った糞に含まれる病原菌や寄生虫、寄生虫の卵などを吸ってしまう事で病気を発症してしまう可能性もあります。もしコウモリやコウモリの死骸を見つけても決して素手では触らず、どうしてもやむ負えない場合にはゴム手袋等をつけて触るようにしましょう。

「騒音被害」

コウモリは夜行性

コウモリは夜行性のため、日没~夜になると「キーキー」といった鳴き声やバタバタと飛ぶ音が天井裏等から聞こえます。基本的に群れで暮らしているためそうした音がなん十匹分にもなり、大きな騒音になります。そのために眠れなかったり、音が気になってストレスを感じてしまう事に。

「ダニ被害」

コウモリダニの被害

コウモリには必ずダニがついています。「コウモリダニ」と呼ばれるダニで、コウモリの数が増えたりすることでこのダニの異常発生に繋がることがあります。異常発生したダニは小さなお子様を刺したりすることもあり、かまれた部分は赤く腫れて痒みを伴い、精神的にも肉体的にも辛い状態になってしまいます。これらのダニは糞尿からも媒介される場合があり、注意が必要です。

「僅か1~2㎝の隙間から侵入」

小さな隙間から侵入し被害を広げる

コウモリはわずか1センチ、2センチほどの隙間からも侵入してきます。通気口や換気扇、エアコンの隙間からも入り込むため、知識の無い方では侵入経路を特定し完全に塞ぐ事は中々難しいです。また、隙間から入り込んだコウモリが死んでしまうことで機械の故障や臭いの原因になったりダニなどの害虫の原因になってしまうことも。

コウモリの駆除はプロに依頼しましょう

少しの隙間からも侵入するコウモリ

コウモリは鳥獣保護管理法によって保護されている動物のため、捕獲したり処分する事は法律で禁じられています。駆除するためには自治体からの許可が必要となり、多くの場合「追い出して二度と入れないようにする」という処置をする事になります。侵入口を特定しコウモリの追い出しとその侵入口を塞ぐ事は一般の方ですと中々難しい事です。また、誤って殺してしまった場合には法に問われてしまう可能性もあります。そのためコウモリを確実に駆除しコウモリ被害を無くすためにはプロの害獣駆除業者へ依頼する事をおすすめいたします。

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